哲学者のつぶやき

哲学科出身者が考えたことを適当に書くブログ

「生きている」ということの不思議さ

生きていることってやっぱり不思議なことだと思う。この宇宙のなかで生物というものが生まれて、新しい個体を生み出したり、怒ったり笑ったり悲しんだりして死んでいくのって、全然当たり前のことではないと思う。ただの物体の塊が意識というものを持って、…

今この時代に生きていることに感謝する

僕はときどき、ふとした拍子に「今この時代に生まれることができてよかったなあ」と感じることがある。 僕たちがこうやって今平和に暮らしていることは、当たり前のようでいて、全然そうじゃない。ちょっと時代を遡れば、今より医療は発達していないし、治安…

人生に意味なんてない

「人は何のために生きているのか」とか「人生の意味は何か」と問われることがある。率直に言ってしまえば、人生に意味というものはない。人間という生物が生まれてきたのは、物理法則と進化のプロセスを経てただ起こっただけのことであり、何か目的があって…

「宇宙を考える」ということ

何か悩みを抱えたときに、僕は昔から「宇宙のことを考える」という戦術を使っている。宇宙のことを考えると自分の悩んでいることの小ささがわかる。自分が住む街の外にも世界は広がっていて、地球はとてつもなく大きいし、宇宙はさらに広大だ。こういうイメ…

死ぬのが怖い

哲学科出身だと言うと、「どうして哲学科を選んだの?」と聞かれることがある。そういうときはだいたい、「高校時代に哲学の入門書を読んで面白かったから」とか答えているんだけど、実際のところもっと切実な思いがあった。それは「死ぬのが怖い」という感…

文章を書くことで考えは整理される

大学時代、哲学科の教授が「頭の中にあるだけの考えっていうのは意外と怪しい。自分で思っているほど論理的でないことが多い」というようなことを言っていたのだけど、確かにそうだと今さらながら思う。人の思考の仕方って、ひらめきとか直感からある考えを…

ブログをアップするということ

自分はブログを書いたりとかツイッターでつぶやいたりとか、そういうネットで発言することが苦手だ。知らない人に自分の発言を読まれるのが怖い。でも自分の発言を聞いてほしいという気持ちもある。そういう相反した気持ちのなかでこのブログを書いている。

ブログを始めた

ブログを始めてみた。 これからいろいろと考えたことを書いていきたい。